2015年3月7日土曜日

3畳キャビンの居心地

仕事の出張で宿に泊まってる。
もともとドミトリーだった広いスペースに壁をつけて個室風にしている。
こういった部屋がずらっと並んでて、一泊3000円台半ばぐらい。
結構ビジネスマンが多い。


3畳ぐらいあって寝るには十分な広さ。
トイレとシャワーは共同だけど、個室には小さなロッカーとテレビもついている。
ベッドはドミトリー用の二段ベッドを分割している。
ここがドミトリーだった頃にも何度も滞在していたんだけど、その時は2500円ぐらい。
その値段でもシーズンによって客足にバラつきがありすぎて、
無理やり壁を作って個室風にしてビジネス客を狙うことにしたみたい。
超汗臭いドミだったんだけど、臭いはまだ健在です。
そういえば、ドミにずーっと滞在していたおじいさんいたな...。
どこ行っちゃったんだろ。


この部屋なんて廊下の突き当りを壁で仕切って無理やりスペースを作っている。
消防法を意識してか、部屋には鍵がかからないし、壁やドアの上も筒抜け。
宿泊客が多い時は隣の部屋の活動音やイビキも聞こえるのでイヤホンは必須。
この部屋は一応ドアがついてるんだけど、他の部屋は全部ジャバラ式カーテン。
一応ホテルってことになってるけど、
個室とは言わずに「キャビン」って従業員は呼んでいる。
レンタルルームや漫画喫茶に近い感じ。


今日は宿泊客がいなく、一人占め。
Wi-Fiも飛んでいるので、YoutubeやHulu見てまったり。

建築を計画している16畳の小屋はちょっと広すぎるので、
ロフト下に3畳部屋をつくろうと思ってるんだけど、
ここに滞在していると、3畳っていうのは寝て起きてゴロゴロするにはちょうど良い広さなのが実感できる。冷暖房つけるなら効率もいいだろうし。
一坪小屋(2畳)も居心地いいけどね。


古本屋で見つけた。昭和47年発行。
この時代にローコストで小さな家を作るって珍しかったんじゃないかな。
内容は実例に特化してて、小屋作りにとても参考になる。
著者自信も建築家なんだけど、建築の思想とか哲学とかそういうのは完全に省いて
とにかく兼価で建てることに焦点を絞っているのが読んでいて楽しい。
300円也。

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