2015年5月27日水曜日

フィールドレコーディング

こんにちは。暑くなってきたなー。これはもう完全に夏だぞ!
コーラがうまい季節、最近何をしているかというと、、、
フィールドレコーディングというのをやっている。
もともと昔、海外をあちこち行ってたときに、記憶がよみがえるような記録をする方法はないかと考えて、現地で安いICレコーダーを買い、いろんな国の生活音を録り始めたのがきっかけだった。
写真を撮ればいいじゃないかと思われるかもしれないが、写真はストリートフォトしか撮らないし、自分が見た風景に無意識に味付けしてしまう。
昼間にフラッシュ焚いてみたりとか、逆光のスポットライト狙ってみたりとか。
しかし、フィールドレコーディングは自分が聴いた音を忠実に録音、再現するのが目的なので記録としてはとても都合が良い。
これまではTASCAM DR-07を使っていたが、(Bライフラジオ小屋ストリームもこれで収録していた)これでは内臓マイクがいまいちだし、外部マイクを着けるとしてもファンタム電源が必要な業務用のコンデンサーマイクが使えない。そもそもマイクが一本しか繋げられない!



なので、買っちゃった。TASCAM DR-70D。4chミキサーだ!
このミキサーはデジタル一眼での動画撮影用に開発されたものだが、
ミキサー単体で録音もできるので、いろんなところへ行って様々な録音をしている。


マイクはSENNHEISERのMKH416
昼下がり、路地裏での録音。どこかの家からテレビの音が聞こえたり、子供が遊ぶ声、通り過ぎる自転車や原付の音、いろんな音が聞こえてくる。


海を挟んだ向かいの島にある造船所の音を収録。
ゴゴゴーッ、ガガーッ、ドーン。


これはフェリーの音を収録しているところ。
朝夕は高校生の通学にも使われているので、ワイワイ言っている音や、自転車の乗り降りの音なども聴こえる。
場所は同じでも時間帯によって聴こえる音が違ってくるのがフィールドレコーディングの魅力のひとつ。

今、近場の3つの街の録音をやっていて、最終的にはまとめて発表できればいいなと思っている。




栃木・日光にある一坪小屋は、奥日光など北関東での自然音(野鳥、小川の流れ、滝)フィールドレコーディングの前線基地でもある。
一坪小屋の中には寝袋、炊事道具などの装備が常に置いてある。

そして千葉で小屋暮らしを本格的に始めたら、一部屋をスタジオにして誰にも邪魔されず編集作業に没頭したい。疲れたらコーヒー飲んで、ハンモックで昼寝。

2拠点を行ったり来たりの小屋暮らし。

そんなせいかつがしたいのです。。。

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